『BLS:写真と動画でわかる一次救命処置[DVD付き]』初版第3刷補遺対照表

章・節 頁数 項・行数 第3刷の記述 変更後の表現
1章3節
2項4
8頁右段 下から3〜4行目 しかし,感染防護具をただちに使用できなければ,胸骨圧迫から開始すべきとされた. しかし,感染防護具をただちに使用できなければ,胸骨圧迫から開始するほうがよいとされた.
1章4節
2項
14頁右段 2〜4行目 頸動脈の触知の作業に10秒以上かけてはならず, また触れていると確信をもてない場合には「触れない」と判断し, 心肺蘇生を始めるべきであると記載されている. 新ガイドラインでは呼吸を観察している5〜10秒間に脈拍があることを確信できない場合には心停止と判断し, 心肺蘇生を始めるべきであると記載されている.
1章4節
4項5
16頁左段 11〜12行目 (ERC G2005にも,「4〜5cm以下にならないよう注意を払う」の一文がある)(表3). (ERC G2005でも,4〜5cmの深さまでの圧迫を達成できるように気をつけるよう記載されている)(表3).
1章4節
4項8
16頁右段 下から1〜3行目 新ガイドラインでは背部叩打法と上腹部突き上げ法の併用が奨められているが,それぞれの回数までは示されていない. 新ガイドラインでは腹部突き上げ法と背部叩打法が勧められており,やりやすい方法で実施してよいが,可能なら上腹部突き上げ法を優先することとしている.なお,それぞれの回数までは示されていない.
2章4節
1項1
36頁左段 下から2〜3行目 患者がときおりあえいでいても,救助者は心停止が起きていることを疑い心肺蘇生を開始すべきである1) 死戦期呼吸を認めた場合には,心停止と同様に扱い心肺蘇生を開始すべきである1)
2章4節
1項2
37頁右段 3〜5行目 心停止直後にみとめられる,あえぎ呼吸,死戦期呼吸(胸の挙上がなく,いびきにも似た音のする現象)は「呼吸なし」とみなして,迅速に心肺蘇生を行う. 心停止直後に時折みとめられる, しゃくりあげるような不規則ないびきにも似た呼吸を死戦期呼吸とよぶ.死戦期呼吸は, ある程度の有効な換気を伴っているものもあり,不慣れな救助者は「呼吸がある」, すなわち「心停止でない」と誤認することも多い.死戦期呼吸は心停止とみなして, 迅速に心肺蘇生を行う.
2章8節
2項
60頁左段 11〜13行目 心肺蘇生法は自動体外式除細動器(AED;Automated External Defibrillator)を装着するまで, 心肺蘇生法は自動体外式除細動器(AED;Automated External Defibrillator)を装着し,解析が始まるまで,
2章9-4節
1項
82頁左段 51〜2行目 ただし,現在日本で認可されているのは2種類のみ(図1)であり,いまだ配備が進んでいるとはいえない. 現在日本では各社から,小児用パッドが発売されているが(図1),いまだ配備が進んでいるとはいえない.
2章9-4節
1項
82頁図1 1行目 2006年8月現在,日本で承認されている小児用電極パッドシステムは2種類である.表示やコネクターなどで大人用との違いがわかるように工夫されている. 現在,各社から小児用電極パッドシステムが発売されている.いずれも,表示やコネクターなどで成人用との違いがわかるように工夫されている.
2章10-2節2項 90頁左段 下から1〜4行目 十分な酸素投与と人工呼吸を行っていても,脈拍数が60回/分以下で,チアノーゼや皮膚蒼白などの循環が悪い状況を呈している場合も胸骨圧迫を開始する. 仮に脈拍が確実に触れていても心拍60/分未満で,チアノーゼや皮膚蒼白などの循環不全を認める場合は,まず気道を確保し,高濃度酸素投与下に呼吸補助を行い,モニタリングを始める.これらによっても心拍60/分未満で循環不全を認める場合は,胸骨圧迫を開始する(ただし,心停止と同一の状態ではない).
また,5〜10秒程度観察しても,無呼吸,死戦期呼吸の場合は呼吸停止と判断して人工呼吸を2回行う.なお,呼吸数10/分未満の徐呼吸の場合は人工呼吸が必要だが,呼吸停止とは判断しない.
2章10-2節3項 90頁右段 1〜3行目 無呼吸,死戦期呼吸,呼吸数10/分未満の徐呼吸の場合は人工呼吸を2回行う.このような徐呼吸は人工呼吸が必要だが,心停止とは扱わない.なお,乳児であえぎ徐呼吸がでることは少ない. 記載を削除する
2章10-3節4項 96頁右段 5行目 また,呼吸はあるけれどもゆっくり(10回/分以下)の場合も呼吸停止と考え,人工呼吸が必要である. 記載を削除する
2章10-3節4項 96頁右段 1〜5行目 小児で心拍数60回/分以下の場合は,心肺停止直前の状態である.十分な酸素投与と人工呼吸にもかかわらず心肺数が60回/分以下で,かつ循環が悪い場合(皮膚蒼白,チアノーゼなど)は,ただちに胸骨圧迫を開始する. 呼吸数10/分未満の徐呼吸の場合,脈拍が確実に触れていても心拍60/分未満で循環不全を認める場合,死戦期呼吸の場合の対応は乳児と同じである.詳細は第2章10-3節参照.
2章11節
3項1
102頁右段 3〜5行目 その後,ただちに背部叩打法(図2)や上腹部突き上げ法(ハイムリック法:Heimlick法)(図3)を行う.それぞれの回数や順に決まりはない. その後,ただちに腹部突き上げ法(図3)と背部叩打法(図2)を行う.やりやすい方法で実施してよいが,可能なら上腹部突き上げ法を優先する.なお,それぞれの回数までは示されていない.
2章11節
3項2
103頁左段 6〜10行目 「日常的に蘇生を行う者」が行うときは,背部叩打法(図5)5回と胸部突き上げ法(胸骨圧迫)(図6)5回を交互に行う.胸骨圧迫は心肺蘇生のときとは異なり強く早く行う. 「日常的に蘇生を行う者」が行うときは,背部叩打法(図5)と胸部突き上げ法(胸骨圧迫)(図6)を交互に数回ずつ行う.胸部突き上げ法は心肺蘇生の胸骨圧迫とは異なり強く鋭く行う.
2章11節
4項
103頁左段〜右段 下から4〜5行目 一方,小児や乳児のときは心肺蘇生法を2分間行った後に通報を行う. 一方,救助者が1人で,小児や乳児に対して救助を行うときは心肺蘇生法を2分間行った後に通報を行う.
2章11節
4項
103頁左段〜右段 6〜20行目 まず,人工呼吸を2回行う.この際,1回1回気道確保をやり直す.人工呼吸を2回行った後は,胸の上下に関係なく,ただちに胸骨圧迫を行う.胸骨圧迫は通常より強く早く行う.以後,人工呼吸と胸骨圧迫を反応があるまで続ける.
「市民」が行うときは,気道確保の際,異物が見えればこれを除去する.ただし,異物を探すために口腔内を覗き込まない.また,確実に目で確認できないときは,指などを口腔内に入れて盲目的に異物を探すことは推奨できない.盲目的な探索は,逆に「異物を押し込んでしまう危険がある.
「日常的に蘇生を行う者」が行うときは,気道確保を行う度に口腔内を覗き込んで観察する.盲目的な探索は行わない.また,器具があれば,喉頭展開下で異物を除去する(図7).
脈拍の確認は不要で,まず胸骨圧迫から開始する.30回の胸骨圧迫の後,人工呼吸を行うが,気道を確保するたびに口の中を覗き,異物が見え摘出が容易なら取り除く.異物が見えない場合はそのまま人工呼吸を実施する.やみくもに指で口の中を探ってはいけない.1回の人工呼吸で胸が上がらなかった場合は頭部後屈あご先挙上をやり直してから,2回目の人工呼吸を実施する.人工呼吸のための努力を2回行ったら,それで胸が上がった否かにかかわらず次の胸骨圧迫に進む.以上の対応は市民も日常的に蘇生を行う者も大きな差異はない.
日常的に蘇生を行う者は,喉頭鏡の使用が可能となれば,即座に直視下に喉頭展開し,異物を取り除く(図7).
2章11節
5項3
104頁右段 下から2〜3行目 また,側胸下部圧迫法も手技の簡素化のため推奨されなくなった. また,側胸下部圧迫法や臥位での腹部突き上げ法も手技の簡素化のため推奨されなくなった.
2章12節
2項1
107頁左段 5行目 腹部圧迫や上腹部突き上げ法(ハイムリック法:Heimlick法)を行うことにより, 腹部突き上げ法を行うことにより,
付属DVD 7.気道異物(FBAO) 意識がある成人の場合,手順は以下のように解説していた.背部叩打法を5回まで,ハイムリック法を5回まで行う.異物がとれるか,意識を失うまで背部叩打5回,ハイムリック法5回繰り返す. 反応がある場合,まず腹部突き上げ法を行い,背部叩打法を行う.各々の回数の言及を削除する.
付属DVD 7.気道異物(FBAO) 意識がある乳児の場合,手順は以下のように解説していた.背部叩打法を5回,胸骨圧迫法を5回行う.
異物がとれるか,意識を失うまで背部叩打法を5回,胸骨圧迫法を5回繰り返す.
背部叩打法と胸骨圧迫法を数回ずつ交互に行うという表現に変更.
付属DVD 7.気道異物(FBAO) 意識がない成人の場合,手順は以下のように解説していた.通報→気道確保→口腔内確認→人工呼吸1回(挙上せず)→気道確保やり直し,口腔内確認,→人工呼吸1回(挙上せず)→胸骨圧迫30回 反応がなくなった場合とし,以下の手順に変更
通報→胸骨圧迫30回→気道確保→口腔内確認→人工呼吸1回(挙上せず)→気道確保やり直し,口腔内確認,→人工呼吸1回(挙上せず)→胸骨圧迫30回
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